一般社団法人ふくい市民国際交流協会 平成25年度 活動報告 (後期)
   
第23回福井市ジュニア大使が、姉妹都市との友好親善のため米国フラトン市を訪問しました!
 
 3月19日(水)~26日(水)、福井市の学生10名が、福井市のジュニア大使として、姉妹友好都市、米国カリフォルニア州フラトン市に派遣されました。
 フラトン市では、2日目、市内ラデラビスタ中学校を訪れ、授業の見学や、体育館で福井の文化や出し物の発表をしました。
 授業でi-padを使っていたり、コンピューターで音楽を作る授業があったり、日本の学校と比べ、たくさんの違いを感じました。

 3日目は市役所、警察署、消防署などを見学し、その後フラトンの町並みを散策し、フラトン市のまちづくりについて学びました。
また、5日間のホームステイを通し、アメリカの生活を体験しました。ホストファミリーに日本料理を作ったり、習字をしたり、日本文化を伝えたジュニア大使もいます。
 さよならパーティーでは、浴衣や剣道着、よさこいの衣装を着て出し物の発表をし、ホストファミリーやホームステイ先の学生と質問交換をして、深い交流を図りました。
外国人の防災・避難所訓練を防災センターで実施しました!
 
 外国人が防災訓練や避難所体験を通して、自分たちの身を守る方法や災害時に自分たちに何ができるかを学び、日頃から地域住民とのつながりをもつことの大切さについて知ることを目的に、外国人の防災訓練を開催しました。
 福井市防災センターの体験ホールで、災害体験とその対処法を学んだ後、福井市危機管理室の協力で、段ボールハウスを設営しました。
 また、非常時の持ち出し品についてグループごとに考え、自分の地域の避難所の場所を確認しました。

 日時:3月8日(土)10:00~15:00
 会場:福井市防災センター
 参加者数:47名
全米姉妹都市インターナショナル中高生絵画展第25回福井市コンクールを開催!
 
 海外に姉妹都市を持つアメリカ合衆国内の都市で組織されている「国際姉妹都市連合(SCI)」が主催する「全米姉妹都市インターナショナル中・高校生絵画展」に、福井市はニューブランズウィック市とともに参加しています。
 本年度も、その参加作品の選考を兼ねた福井市コンクールを開催し、最優秀賞2点、優秀賞2点、特選2点、入選9点が選ばれました。最優秀賞の羽水高校 渡辺さくらさんの作品「世界はつながっている」は、ワシントンで行われる本選に送られます。

【審査員】                                       高校生の部最優秀賞作品
  アーティスト Daisuke
  福井市美術館学芸員 石堂裕昭
  福井市学校教育課  酒井睦夫
  当協会役員2名

  賞    学校名 学年   氏 名
中学生の部 最優秀賞 成和中学校 1 森下 莉子
優秀賞 光陽中学校 2 小林 歩実
特選 成和中学校 1 鈴木 智也
入選 光陽中学校 1 小松 桃歌
入選 光陽中学校 2 上野 実優
入選 成和中学校 2 中田 恵利
入選 成和中学校 1 橋邊 陽和
高校生の部 最優秀賞 羽水高等学校 2 渡辺 さくら
優秀賞 足羽高等学校 2 田中 志保
特選 科学技術高等学校 2 坂口 歩波
入選 羽水高等学校 2 井上 美桜
入選 科学技術高等学校 1 野坂 日陽里
入選 仁愛女子高等学校 2 田中 舞
入選 仁愛女子高等学校 1 松嶋 優季
入選 福井高等学校 1 笹川 智由

○今年度の絵画展のテーマは
  「Connect globally, thrive locally ~つながろう世界と、育てよう地域を~」
                                                         審査のようす
○応募数   41点   高校生 6校 21点(男1点  女20点)
               中学生 2校 20点(男3点  女17点)

○入賞者授賞式
  日 時:平成26年2月20日(木)午後4時30分より
  場 所:福井県国際交流協会 2階 第3会議室

○福井市での入賞作品の展示
  2月17日(月)午後~3月4日(火)福井県国際交流会館 1階
  3月5日(水)午後~3月14日(金)福井まちづくりセンター「ふく+」
多文化共生セミナー「外国人が見るホッとな福井のCOOL JAPAN」を開催しました!
 
 多文化共生セミナー及び生活者としての外国人のための日本語教室シンポジウム「外国人が見るホッとな福井のCOOL JAPAN」を2月22日(土)に開催しました。
 ワンピースマニアとして全国的に有名なグレッグワーナーさんの福井生活体験談や日本語教室に関わった福井在住の外国人のみなさんとのパネルトークを通じて、日本人と外国人が共に暮らしていく上でどのようなことができるかを考えました。
 親子で参加できるように、別室に子どもたちのための「英語の遊び場」を設け、英語を使ったカードゲームなどを楽しんでもらいました。また、最後にはグレッグさんのワンピースクイズも行いました。
3月にフラトン市へ派遣する福井市ジュニア大使が決まりました!
 
 福井市の姉妹都市アメリカフラトン市に派遣される中学生10名が決定し、1月26日(日)に任命式と第一回研修会が行われました。
 福井市から委託されているこのジュニア大使派遣事業は、毎年福井市内の中学1、2年生を海外の姉妹友好都市に派遣して、国際的視野を持つ青少年の育成と市の国際化の推進を図ることを目的としています。
 第一回の研修会では、スカイプを使って、福井市友好協力大使のアンドリューさん(フラトン出身のアメリカ人)にフラトン市の紹介を受けたり、歴代のジュニア大使との懇談会、役割分担、派遣テーマなどを決めました。
 初めてのジュニア大使対面でしたが、みなさんとても活発で、すぐに仲良くなり、チームワークのよさを見せてくれました。
研修は、派遣までにあと3回ありますよ。みなさんも応援してくださいね。
「日本と外国の学校生活を比べてみよう」を開催しました!
 
 1月18日(土)外国籍児童生徒サポート事業研修会&多文化共生セミナー「日本と外国の学校生活を比べてみよう」を開催しました。
 多文化共生アドバイザーの阿部一郎先生を講師に招き、外国籍児童の現状と課題を学び、パネラーに福井在住の外国人市民の方にお願いして、母国の学校生活について紹介していただきました。
 また福井市内の小中学校に通う外国籍の子どもたちの体験談なども聞き、子どもたちへの支援や多文化共生社会に必要な取組みについてグループワークで考えました。
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「防災+(プラス)多文化共生ワークショップ」を開催しました!
 
 12月11日(水)と18日(水)の2回に分けて、地域防災を外国人住民との共生の視点に立って考える 「防災+(プラス)多文化共生ワークショップ」研修会を、ふくい市民国際交流協会、鯖江市国際交流協会、越前市国際交流協会でつくる「外国人の防災対策事業実行委員会」主催により行いました。
 講師にNPO法人多文化共生マネージャー全国協議会理事の柴垣氏をお迎えし、過去の事例をもとに、災害時に課題となってくることや対応法について考えました。
 ワークショップでは、災害時の外国人支援の課題やその対応策などを整理し、それら様々な課題等を対応機関別かつ時系列に並び変え、多言語支援センターの役割と課題を整理しました。

「やさしい日本語で祝おう!クリスマス」を開催しました。!
 
 12月14日(土) 旧春山保育園でワールドツアー&多文化共生セミナー「やさしい日本語で祝おう!クリスマス」を開催しました。
 NPO法人多文化共生マネージャー全国協議会事務局長の 時光(とき ひかる)さんを講師としてお迎えし、外国人に伝わりやすい、やさしい日本語をご指導いただき、グループワークで実際にやさしい日本語の表現を学びました。
 その後、福井市に在住する5人の外国人の方に、母国のクリスマスのお祝いについて紹介していただきました。
また、クリスマスカード作り、サンタクロースのクイズなどを通して、楽しく過ごしました。
福井発見ツアー「おさごえ民家園でそば打ち&しめ縄作り」を開催しました!
 
 11月30日(土) 福井市役所に集合した後、市内路線バスに乗り、おさごえ民家園へ移動。(路線バスに初めて乗る参加者もいました。)
おさごえ民家園では、「そば打ち」や「しめ縄作り」を体験しました。また民家園の職員の案内で民家園の趣きある風情を楽しみました>
会員向け講座「ラオスでの発見」を開催しました!
 
 11月23日(土)福井市研修センターにおいて、JICAのシニア海外ボランティアとして2年間ラオスで活動された奥村祥子さんにラオスでの体験をお話いただきました。
 首都ビェンチャンにある「ラオス・日本人材開発センター」で相互理解コースのプログラムオフィサーとして現地のスタッフと協力し、日本文化コースを運営されていました。
 あまり日本では知られていないラオスですが、スライドや民芸品、本などを見せていただきながら、楽しく紹介していただきました。
「韓国料理と韓国語講座」を開催しました!
 
11月11日(月)は、「チャプチェ」と「生春巻き」を作りました。
 韓国の牛肉のダシを使った味付けは、和食にはないおいしさ。

11月18日(月)は、「水餃子」を作りました。
 韓国の餃子は形が違って、丸くてかわいいです。具も野菜たっぷりでヘルシー。
 チャルモゴッスムニダ(ごちそうさまでした)!

11月25日(月)「チヂミとイカのプルコギ」
 一般的なチヂミ、すりおろしたじゃがいものチヂミ、イカのプルコギを作りました。
 特に、じゃがいものチヂミはとても簡単で、お餅のようにモチモチした食感が日本人の口に合ってとてもおいしいです! マシッソヨ(おいしい)!
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「生活者としての外国人のための日本語教室」を開催しました!
 
10月11日(金) テーマ「徒歩で移動する」
 地図を見て歩けることを目的に、教室周辺のいろいろなお店などにご協力いただき、日本文化に関するクイズを出していただき、クイズラリー形式で歩いてみました。

10月12日(土) テーマ「書道」
 書道を通じて、漢字など日本語の文字について紹介しました。

10月19日(土) テーマ「事故にあったら」
 犯罪や交通事故などにあった時の対応とその防御策について説明しました。

10月25日(金) テーマ「救命救急」
 福井市中消防署の職員にも来ていただき、いざと言うときの対処方法を教わりました。

11月8日(金) テーマ「茶道」
 「○○道」について考えたり、茶道の作法について学んだりした後、お茶のいただき方、立て方を学びました。

11月16日(土) テーマ「冬の行事」
 「お歳暮」「忘年会・新年会」「大掃除」など、いろいろな日本的な行事について、学びました。

11月22日(金) テーマ「年賀状」
 年賀状や干支について学び、消しゴムを使って年賀に関するイラストを彫って、実際に年賀状を作成しました。。
福井国際フェスティバル”世界一周へいこっさ”が開催されました!
  10月27日(日)、福井県国際交流会館協会において福井国際フェスティバルが開催されました。当日は、天候も良く大盛況の内に終了しました。当協会もブースを2階東側奥(第3会議室前)に出し、協会活動をピーアールし、ブースに来ていただいたお客様には、他の2団体(アースリンクと日ロ親善協会)協力して、クイズラリーを楽しんでいただきました。
クイズラリーには、当初用意した150枚のクイズ用紙を超える170人の人に参加いただきました。ボランティアの人たちもうれしい悲鳴を上げながら、フェスティバルを楽しむことができました。
「海外の学校について知ろう!」と題し、壁新聞を作成しました。
  この新聞は、日本語指導ボランティアが、在住外国人に母国の教育事情をインタビューした内容をまとめ、手作りで作成したものです。日本人の児童生徒にとっても、国際理解に役立つ内容になっていると思います。
これまでに作成した壁新聞は、市内の小・中学校にお配りしておりますが、今後も福井市内に在籍する外国籍児童生徒の母国について順次作成して行く予定です。

 これまでに作成した「海外の教育事情に関する壁新聞」
      中国          ブラジル          韓国 

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